page 39 密命「人質の受け渡し」その1 察しが良すぎるアルヴェロと口が軽すぎる航海者

シラクサへ向かおうと出航所へ入ると、アルヴェロたちに会った。

神妙な顔をしていた我が航海者の様子に気づいたのか

密命でも受けたんじゃないか、疑うアルヴェロ。

察しが良すぎるだろ、と思いつつも「協力してもらえるかも」と考え

密命についてバラしてみた。

アルヴェロは大役を任された我が航海者を羨んでいるようだったが、

意外とあっさり去っていった。

続く。